MEN'S NURSE のひとりごと

ナース♂の日常、仕事のこと、結婚・離婚などについて、役立つこと、などを思いつくまま発信していきます。

平静を装う・・・普通であれば簡単なはずなのに・・・

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生活 日常

 

普通であればなんてことないですし

意識しないまま、流れていくものですが

 

時には残酷な一面を見せます。

 

 

 

その日の私の精神状態は

間違いなく、人生最悪の状態。

 

 

その日は、朝に実家から戻ってきて、その足で子供を保育所に預け

そのまま、さとこはパートに行っています。

 

さとこがパートに行っている日は

私が子供を保育所にお迎えに行かないといけません。

でないと、閉園ギリギリになってしまうのでそうしていました。

 

 

虚無感に包まれ、放心状態のまま

その時点で、すでに夕方を迎えようとしています。

お迎えに行かないといけない時間が迫ります。

 

 

数時間の間、涙を流し尽くした私の顔は

間違いなく、酷い状態のはず。

鏡を見るのも怖くて見れない・・・

ですが、お迎えに行く時間はすぐそこに迫っています。

 

 

とりあえず、軽くシャワーを浴び

帽子を深々と被り、車に乗り、お迎えに向かいます。

 

 

 

 

子供には嘘をつけませんね。そしてまっすぐですね。

 

 

「今日のパパ、元気ないね」

 

 

と開口一番、言われました。

 

 

「そんな事ないよ」と言葉を繕いますが

何かあった、ということはバレバレだったんでしょうね・・・

 

 

 

 

家に帰り、子供としばらく部屋で遊んでいたら

さとこがパートから帰ってきました。

 

「今日も忙しかった・・・」

 

なんか、そんな言葉だったように思いますが

その後の会話も含め、全く記憶に残っていません・・・

 

 

私は普段通りにしていたつもりでしたが

やはり、なにか雰囲気が違うんでしょうね。

 

「何かあったん?」と聞いてきましたが

 

 

「ううん・・・何もないよ」

 

そうとしか答えられませんでした。

 

 

 

 

夕食後、子供達と一緒にお風呂に入り

 

リビングで子供と少し遊び

 

子供の寝かしつけをした後

 

さとこが寝室に入ってきました。

 

 

当時は、寝室は畳の部屋で

セミダブルの布団を並べて寝ていましたので

真ん中に子供二人が寝てるので

両端に私とさとこが寝る形。

 

何か、さとこは話してきてましたが

全くこれも記憶に残ってません。

世間話のような内容だったかな?

ほぼ、「うんうん」しか言ってなかったとは思います。

なにか、気の利いた事とか言えるような状態ではないですし

怒りの感情は不思議と出てこなかったので。

 

 

 

子供の手前もあるし、さとこも寝るだろうから

起きたままではマズい・・・

 

寝たふりを二時間ほどしていたでしょうか・・・

 

 

 

その時の夜勤は忙しく一睡もしておらず

帰宅してからも、一睡もしてなく、涙も枯れている状態。

 

 

 

普通なら眠れない状態なはずですが

36時間全く眠っていない状態のパワーはさすがに強く

 

 

 

いつの間にか

 

 

 

眠りに落ちていました。