アドラー心理学に学ぶ!嫌われる勇気がないとどうなるか?・・・恐怖?体験その3
その時の「洗脳ビデオ(?)」を観た後
アンケートのようなものを書かされたんですが
当時の私は
人に嫌われるのを恐れるタイプでしたので
今となっては詳細は覚えていませんが
いわゆる「模範解答」的なことを書いて帰ったように記憶してます。
こういうことを言いたいんだろな、というのは何となく分かったので
それに沿った回答というか・・・そんな感じですかね。
これが災いの「元凶」だった気もしてます。
そりゃあそうでしょ?向こうからしてみれば、「おっ♪ こいつ騙せるやんっ♪」
みたいな感じでしょうからね。
「訳分からん事言いやがって!アホか!」くらいの罵声を書き込んでいれば
諦めてくれたのかもしれません。
まあ、これはどうだったのか?今となっては分かりませんけど。
そんなこんなで、その後しばらくは何も起こらず、普通の日常が流れます。
当時、私は家具職人をしていまして、ちょうどその時は納期直前。
毎日帰宅するのは夜中。そして朝7時には出勤。正直かなり疲れてました。
そんな中、一週間ほど後の日曜日。
さすがに日曜日ですから、納期前で休日出勤はしましたが
夕方は定時で終わり、帰宅していました。
夜8時前、突然電話が鳴ります。
当然ですが、当時にナンバーディスプレイなどあるわけもなく
誰からかかってきたか?など分かるはずがないんですよね。
基本、電話はかかってきたら取るしかないんですよ。
受話器を取ると
「江川やけど、この前はありがとな」
(ありがとうもなにもないけどな・・・何しにかけてきたんやろ・・・)
しばしの無言の後
「あのな。来週日曜日に、すごいためになる集まりがあるんやんかぁ」
(なんやねんそれ・・・)
「そんでな、お前にも行って欲しいんやんかぁ」
「申し込んどいたから、一緒に行こな~」
(??????????)
今、何が起こっているのかが理解出来ません・・・
私は何も喋ってないんですが・・・
何???行く事になってるん???なんで???
当然ですが、反論はしましたよ。
「行く理由ないから行かんで、オレ」と。
そんなもんで怯むくらいなら苦労せんのですよね・・・
「お金はオレが払っといたから大丈夫やで~♪」
「ほな、来週な~♪」
ガチャッ
プー プー プー プー
??????????
何が起こった???
なんかイヤな予感がするなぁ・・・
でもオレ、断ったよな・・・
まさか、普通に考えて勝手に出席させるようなアホなことはせんやろ・・・
そこまでキチガイなことはないやろうからなぁ・・・
確認しようにも、私は江川の電話番号を知りません。
この時に、ナンバーディスプレイがあれば分かったんでしょうけど・・・
番号が出る時代やないんですわ・・・
こちらからは、何の抵抗も出来ないわけです。
文句を言いたくても、こっちから電話かけれんのですから。
今思えば、甘い認識でした。狂信者の思考をナメてました。
さすがに、普通の神経してたらこのまま終わるやろ・・・
月曜からは、先週に続き、納期の迫っている仕事に追われ残業続き
その事を考えてるヒマも余裕もなく
金曜日だったかな?現場での取り付け仕事も終わり
日曜日はようやく、待ちに待ったオフの日。
別に休みだからって特別に何するわけでもないんですけどね。
土曜日、仕事が終わって、帰ってご飯食べて風呂入って
早めに就寝しました。
日曜日、私は承諾してませんが、江川が勝手に決めた?話など
仕事が忙しかったのもありすっかり忘れてしまっていて、深い眠りについていました。
まさか・・・そういう現実がやって来るとは夢にも思わず・・・