白衣の天使?
ナース=白衣の天使
と思っている方。
もうさすがに、そんな人も少なくなっているとは思いますが
まだ少なからず、そういう方もおられますが
大間違いです。
夢から覚めて下さい。
ただの、その道のプロです。
そりぁあ、人を助けるお仕事ですから
優しい気持ちはもちろん持っていますよ。
そうでないとこの仕事、やっていられませんから。
優しいことが、そのまま優しいとは限りません。
人の身体は、基本「ナマケモノ」なんです。
使ってあげないと、その器官は衰えていきます。
入院中の患者さん
高齢な方が多いのもありますが、基本
依存心の強い方も多いです。
なんでも、「お願いします~♪」みたいな。
ひどい場合なんか、例えば、手の届くところのリモコンを
わざわざナースコールで呼んで
「取ってー」とかありますからね、普通に。
「やって」のお願いに、やってあげることは実は簡単なんです。
そのまましてあげればいいだけなので。
ただ、それは患者さんの、出来る能力を奪っていることでもあります。
それは、ナースという職務からは逸脱した考えだと私は思います。
厳しく接することが、実は優しさだった
なんてことも多いんですね。
まあ、実はただ単に、そのナースが
ご機嫌斜めなだけの時もありますが、その時は
運が悪かったと思って諦めて下さい。
入院中や、外来受診中とかに
「この看護師・・・怖っ!」
「厳しいなぁ・・・」
「もっと優しくしてくれりゃいいのになぁ・・・」
なんて思ったそこのアナタ
「こ、 こ、 これは・・・もしかして・・・」
「これ・・・実は優しいってことちゃうん?」
って思ってみたりしちゃうと
本当に
天使に見えてくるかもしれませんよ。
視点を変えて見てみることで
ほんの少し変えてみることで
人は
優しくなれるのかもしれません。